outlin 日本靴医学会:学会について

日本靴医学会

宇佐見則夫理事長新年の挨拶

明けましておめでとうございます。昨年は突然の事務局代行業者の変更があり皆様には大変なご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。年も改まり、心機一転、靴医学会の発展のために頑張っていきたいと思います。
理事長に就任して1年3カ月が経過しましたが全般的な活動に変わりはありません。しかし、より活発に行っていきたい具体的な活動について改めてここに述べたいと思います。

まず第1には会員数の増加です。ここ数年の会員数は少しずつ減少傾向にあります。これは整形外科の医師の中でさえも認知度が低いことを反映していると思います。学会として活性化を図るためにも正会員だけでなく準会員・賛助会員の数を増やしていきたいと考えています。
第2には 他学会との交流の活発化です。靴は歩行のためだけでなく足底板も含めて疾患の治療や予防のために使われます。スポーツや足部変形・糖尿病足・関節リウマチ足・スポーツ障害・小児の足の正常な発育のアシストなど装具が必要とする状態は他の学会と深い関係を密にしなければ正しい進歩はできません。昨年は フットケアー学会、下肢救済学会において本学会の会員による発表をさせていただきました。 今後も継続させ議論を深めるとともに、他の学会との連携も広げていきたいと思います。 会員の皆様におかれましてもぜひともご協力をお願いするとともに 靴医学会の意見を必要とする学会がありましたら積極的に声をかけて下さい。よろしくお願いします。
第3は各委員会の活動の活発化です。特に フットケアー、小児の足、婦人靴、スポーツ靴などは 医療関係者だけでなく一般の人々にもかんしんがあることです。こちらから情報を発信させることにより多くの人からの関心と興味を得ることができます。ぜひとも活動を深め本学会の発展につなげたいと思っています。

ただ、これらのことは 少数の人たちだけでできることではありません。皆様の協力をえて、初めて成し遂げられることと思います。皆様と新しい未来を歩んでいきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

日本靴医学会について

日本靴医学会は、靴と足に関する医学的知識と技術の進歩・普及をはかり、学術文化の向上に寄与することを目的としています。人々を靴による健康被害から守るばかりでなく、靴を通して疾患の治療、健康の快復と増進、運動とスポーツによる生活の向上に貢献しています。
会員は医師ばかりでなく、医療関係者から、靴の研究や製造、流通、販売に携わる専門家、スポーツ、教育、保育、介護などの分野で靴に関心を持つ人々で、広く窓口を開けて活動しています。もちろん、靴を購入し、履く立場の人も参加しています。

1.創立
1987年(昭和62年)

2.理事長
宇佐見則夫(うさみ整形外科)

3.会員数
700名(2017年7月31日現在)

4.学会誌
「靴の医学」(年2回 抄録号含む)

5.学会(会計)年度
当年8月~次年7月

6.年会費
1)個人正会員 10,000円
2)個人準会員 8,000円
3)法人準会員 13,000円/口(1口は1名)
4)賛助会員 10,000円/口(1口以上)

7.事務局所在地
事務局所在地・連絡先のご案内